G3レース全部徹底解剖

京都牝馬ステークス予想 2015

もはや京都の1600mはディープインパクト産駒というのが定説となってきている。昨年は京都のマイル重賞で5戦で4勝。今年の金杯では勝利こそならなかったものの2着には同産駒のエキストラエンドが入線。今回、同産駒は昨年の覇者であるウリウリとキャトルフィーユの人気馬2頭が参戦。ならばこの2頭で磐石か、と思えるかもしれないが、そうとも言い切れない側面があるのも事実。キャトルフィーユはディープインパクト産駒にしてはキレというよりはパワーと持続力で勝負する特異な存在。昨年の覇者ウリウリは連覇の壁が立ちはだかる。このレースの連覇となると1989-1990年のリキアイノーザンまで遡らなければならず、連覇を達成している馬も2頭のみ。そこにはもちろん斤量増が絡んでいるのは間違いない。昨年は52㎏で出走したウリウリの今年の斤量は54㎏。恵まれているのは確か(キャトルフィーユとケイアイエレガントが56㎏)だが、それでも過去にヒカルアマランサス(52→54㎏)、ショウリュウムーン(53→54㎏)と連覇を逃してる馬がいることは見逃せない。そしてことごとく連覇を阻んできたのが4歳馬勢。このレースで狙うべきは現在6連勝中の4歳馬だ。

4歳馬は基本負担重量が5歳以上に比べて1㎏軽く設定されており必然的に斤量面での恩恵を受けることになる。こと牝馬戦は能力差が接近していることが多くこの1㎏は大きい。それは秋に行われるエリザベス女王杯の結果からも見て取れる。今年このレースに出走する4歳馬はダンスアミーガ、レーヴデトワール、ベルルミエール、リアルヴィーナス、フォーエバーモア、シャイニーガールの6頭。

そこで今一度このレースの傾向に立ち返ってみると、勝ち馬の枠順の過去10年をみてみると14,4,3,5,8,6,3,4,12,6番と圧倒的に8枠より内が多い。昨年のウリウリは14番枠だったが、その昨年にしてもインに潜り込んだ浜中騎手の好騎乗があってのもので基本的に内枠が有利と見るべきだろう。そしてもう一つ、目を向けたいのがマイル実績。とりわけ直近4年の勝ち馬のうち2頭は既にマイル重賞を勝っており、残り2頭もマイルでの勝ち鞍があった。

本命は◎レーヴデトワールマイル戦は久々になるが2歳時に2勝、桜花賞では0,3秒差の5着の実績があり、マイルに替わるのはむしろプラスの可能性が大。出遅れた前走や秋華賞は不本意な結果に終わってしまったが3走前には後の秋華賞馬を負かしている実力の持ち主でポテンシャルはメンバーでも上位の存在。近走に比べて調教での鋭さも増しており一変を期待できる一頭

対抗には○ウリウリ。そして単穴にメキメキと力をつけている▲ダンスアミーガ。2走前に下した2着馬は今年の京都金杯で3着と重賞でも通用する公算は十分。あとは☆キャトルフィーユ△ベルルミエールまで押さえる。

過去の提供情報

京都牝馬ステークス

【質問】京都牝馬ステークスはどんなレースですか?
1月の京都競馬場で行われる芝1600外回りの牝馬限定のG3競走です。
過去の優勝馬にはダイイチルビー(安田記念、スプリンターズS)、
ノースフライト(安田記念、マイルCS)など牡馬と争い短距離G1競走を制した馬がいます。
今はヴィクトリアマイルへと続く古馬牝馬路線の開幕戦としてさらに重要性が増しています。
2007年9着だったコイウタがここからヴィクトリアマイルを制しました。
また勝ち馬からも2012年のドナウブルーが本番で2着と好走。
牝馬限定戦だけにG1馬の出走もあり、過去ビワハイジやスティンガーが優勝を飾っています。
【質問】京都牝馬Sの傾向を教えてください。
開幕週の京都金杯やマイラーズCなどと違い、
開催が進んでから施工されるので断然内枠有利とはいえません。
冬の芝は傷むのが早いのも影響しています。
ただ今年から開催が前倒しとなり、馬場が荒れる前に行われるので今後は内枠有利になるかもしれません。
脚質に関してもスローで流れるわりに荒れた馬場の影響で逃げ馬は苦戦傾向。
差し馬、先行馬の台頭が目立ちます。
牝馬限定戦らしく、ひと筋縄ではおさまりませんが、大荒れもなく、
過去10年で1番人気は(3・2・2・3)で3着内率は70%とマズマズの成績です。
【質問】臨戦過程に傾向はありますか?
愛知杯組が好成績です。
過去10年でアドマイヤキッス、チェレブリタ、ヒカルアマランサスと3頭の勝ち馬を輩出しており、
2着も3回あって今年のエイシンメンフィスがこれに該当します。
その愛知杯では掲示板に載っていることが好走の条件(例外は2番人気で7着だったレイダンス)です。
次に好走馬が多いのは京都金杯組。
こちらは牡馬相手なので前走着順は問いません。
ショウリュウムーン、アズマサンダースの2頭が優勝しています。
条件戦からの好走も多く、2012年は1000万を勝ったばかりのドナウブルーが優勝。
準オープン組も前走で5着以内なら馬券圏内の対象となります。
特に人気薄の好走が多いので注意が必要。
2013年は新春Sで3着だった10番人気ベストクルーズが3着、
2011年六甲アイランドS1着の9番人気サングレアズールが3着、
2010年市川S1着のベストロケーションが7番人気で2着など、枚挙にいとまがありません。
その他では連覇はありせんが、リピーターレースなので前年の好走馬には注目しましょう。
ただ着順は下がることが多いです。
【質問】血統に傾向はありますか?
サンデーサイレンス系ではダンスインザダーク産駒に注目です。
ザレマが3年連続好走、そして近年はショウリュウムーンの母父として2年連続連対しています。
2012年ドナウブルーの父、ディープインパクトも今後は勝ち鞍を伸ばしそうです。
あとはミスタープロスペクターの血を持った馬が強いレース。
6年連続で3着内に好走した馬が入っています。
流れや馬場的にパワーも要求されるので特に先行馬でミスプロ系を持った馬には注意が必要でしょう。
その他ではクロフネ産駒の成績がいいです。
2010年7番人気のベストロケーションが2着、2011年9番人気サングレアズールが3着、
2013年10番人気ベストクルーズが3着とすべて人気薄の好走です。
上記にも登場したように準オープンから出走のクロフネ産駒は来年以降も要注目です。
【質問】ジョッキーに傾向はありますか?
浜中騎手が2勝を挙げています。
今後より一層の活躍が見込める騎手なので注目しましょう。
あとは短期免許で来日している外国人ジョッキーも好成績。
古くはペリエ騎手、最近ではデムーロ兄弟やリスポリ騎手の連対もあるので
騎乗馬がいる際にはマークが必要です。
G3全75レース徹底分析
うま

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