G3レース全部徹底解剖

アイビスサマーダッシュ予想 2014

今年は5月に行なわれた韋駄天Sの再戦といった感じのメンバー構成。

これなら、その韋駄天Sで千直競馬への適性の高さを見せつけた◎セイコーライコウで大丈夫だろう。

当時は最終日の開催で内枠がかなり不利だった馬場状態。そのなかで、内枠から軽く仕掛けられただけでごぼう抜きしていった◎セイコーライコウの力は抜けている。

それも、昨年のアイビスサマーダッシュで2着だったフォーエバーマークがいながら、あれだけの勝ちっぷりを見せるのだから大したもの。フォーエバーマークを基準に考えれば、昨年このレースを勝ったハクサンムーンよりも強いということになる。

唯一のポイントは状態だが、サマースプリントシリーズのポイント稼ぎのために挑んだ函館スプリントS後も、すぐに美浦に戻って順調に乗り込まれており、速い時計は先週のみでも、その乗り込み量は十分。今の時計の掛かる美浦の坂路なら、坂路2本追いを行った今週の追い切りも軽すぎる内容とはならない。

まさにこの大目標レースへ向けて、きっちり仕上げてきたとみている。

6歳牝馬の○フォーエバーマークは昨年に比べて能力に陰りが見えてきた印象もあるが、昨年2着の実績に加え、夏に強い点は大きな強調材料。今回は韋駄天Sのときより斤量が軽くなってセイコーライコウとの比較では1.5キロ有利になっており、同型ハクサンムーンがいた昨年より展開面でも楽になりそうで、粘り込む公算が高い。

他は連下の穴候補の域を出ないが、▲アースソニックは韋駄天Sでフォーエバーマークとクビ差の3着。当時は外枠がかなり有利な状況だったとはいえ、追い比べに強い豪腕・岩田Jに乗り替わった期待感は大きく、再度外枠を引いただけに2強に食い込む可能性も。

△アンバルブライベン×フクノドリームは千直が初めてだが、そのダッシュ力から適性が見込めるタイプ。同型だけに互いの出方がカギになるだろうが、どちらかがすんなり運べるようなら粘り込みがあるかも知れない。

過去の提供情報

アイビスサマーダッシュ

【質問】新潟の直線コースで行なわれるレースですね。
そうだね。
新潟競馬場のコースが全面改修された2001年に新設されたレースだ。
2006年に施行時期が移動され、サマースプリントシリーズの対象レースに組み込まれるようになった。
我が国唯一の直線コースである新潟芝1000mで行なわれる重賞は、このアイビスサマーダッシュだけ。
東西から快速自慢が集まり、毎年、極限のスピード戦が展開される。
言うまでもなく、足の遅い馬は付いていけない(笑)。
【質問】それはこのレースに限らないことだと思いますが(笑)。とにかく、スピードがないと通用しないということですよね?
もちろん。
周回コースの1000m戦に比べて、圧倒的に速いタイムが出るコースだからね。
ただし、スピード一辺倒だけでもダメ。
逃げ切り勝ちはけっこう大変で、最後にもうひと伸びする底力も求められるレースなんだ。
次元の違うスピードで押し切った馬は、2002年・2004年の勝ち馬であり、
レコードホルダーのカルストンライトオくらいのもので、
あとは好位から差してくる馬のほうが活躍している。
【質問】じゃあ、持ちタイムはアテにならないと?
まったく無視するわけにはいかないけど、鵜呑みにもできない。
1200m戦やダート戦に実績のある馬が、いきなりここで適性を見せて好走するケースもあるからね。
持ちタイムは参考程度でいいと思うよ。
【質問】このコースは外枠有利ということをよく聞きますが。
有利は有利。
なんだけど、ファンはみんなそのことが頭にあるから、外枠の馬は過剰に売れる傾向にあるんだ。
だから、馬券妙味を考慮する際は、あまり気にしなくてもいい。
むしろ、内枠で人気の盲点になっている馬を狙っていったほうがオイシイというケースもある。
【質問】へ~、そうなんですね~。
臨戦過程を見ていくと、前走がバーデンバーデンCだった馬の好走が目立つ。
しかも、3番人気以下での馬券絡みが多く、配当面での期待もできるんだ。
バーデンバーデンCでの着順は問わないので、負けていた馬の巻き返しを狙ったほうが面白いかな。
あと、前走が条件戦だった馬もけっこう活躍しているけど、これは牝馬に限られる。
夏の牝馬の勢いは侮れないからね。
格よりも調子、と頭に入れておいたほうがいい。
逆に言うと、条件戦を勝ち上がったばかりの牡馬には、過度の期待を寄せられないということになるね。
【質問】特殊なコースなので、血統面でも際立った傾向が見られそうな印象がありますが……。
ベタだけど、サクラバクシンオー産駒は一枚評価を上げたほうがいい。
この種牡馬の子供たちは短距離戦でものすごく強いよね。
このコース、このレースも例にもれず、といったところなんだ。
2008年・2009年を上位人気で連覇したカノヤザクラだけでなく、
マルブツイースター(2010年16番人気3着)やエーシンダックマン(2012年5番人気2着)のような
人気薄の激走もあるので、常にマークが必要と覚えておきたい。
【質問】バクシンオー産駒以外では?
ミスプロ系の種牡馬の産駒、もしくは母父にミスプロ系の血が入っている馬が活躍する傾向にある。
先に名前のあがったカノヤザクラは、母父がミスプロ系のウッドマンで、
父サクラバクシンオーとの併せ技のカタチになっていた。
こういうタイプは、積極的に買っていきたいね。
そしてなんと、サンデー系の好走例が皆無に近い! これはけっこう強烈な特徴だよ。
サンデー系を躊躇なく切っていけるレースはそうそうないからなぁ。
しっかり頭にたたき込んでおいてください(笑)。
【質問】わかりました(笑)。
最後に面白いデータをひとつ紹介しよう。
3歳時に馬券になった馬は、翌年以降、不振にあえいでいる。
クーヴェルチュール(2007年3着→2008年5着)、
サチノスイーティー(2006年1着→2007年5着→2009年17着)、
テイエムチュラサン(2005年1着→2006年14着→2007年11着)というように、
パフォーマンスを落とす傾向にあるんだ。
新潟の直線コースはリピーターが活躍することが多いんだけどね。
このレースは3歳馬に有利な斤量設定になっているから、たとえそこで好走しても、
斤量の恩恵のない古馬になって壁にぶつかる、ということなんだろう。
条件に該当する馬が人気になっていたら、疑ってかかるのが賢明だね。
G3全75レース徹底分析
うま

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