G3レース全部徹底解剖

福島牝馬ステークス予想 2014

震災の影響で新潟開催だった11年を除く過去6年で中山牝馬ステークス組が全5勝をマークしている。その内4年はワンツーで1~3着独占も2回。とにかく、中山牝馬ステークス組が強いのが福島牝馬ステークス。 元々、福島は「ミニ中山」と言われることもある様にそのコース形態が中山に類似している。その結果、中山巧者と呼ばれる馬が福島でも好走することが多い。さらに今年は中山の馬場を意識してか、福島も時計が掛かる仕様に。これなら、今年も今までの傾向と変わらない可能性が高い。 軸としては今年も中山牝馬ステークス組から選ぶのがベター。

◎はキャトルフィーユ。前走では少し反応の悪さがあったが、それでも渋太く末脚を伸ばし2着を確保。中京、中山と異なる競馬場で連続で好走できたのは力をつけている証拠で、負けたのが共に同じフーラブライトなら致し方なし。元来、小回りは得意なタイプで初の福島も全く問題ない。今回は斤量が2㎏増の54㎏となるが、昨夏のクイーンステークスでは55㎏を背負い5着に健闘、成長を加味すると、斤量増はさほどマイナス要素にはならない。また、ここは先行馬が揃っており、それを見ながら運べる位置で競馬が出来るのは好材料。角居厩舎の当レース3連覇の可能性は十分にある

対抗には○アロマティコ。昨年の当レースはコンマ1秒差の4着。G1で3着2回と実績的は光るが、器用なタイプではなく、小回りはこれまでマイナス要素ばかりが目立っていた。ただ、前走では出遅れこそしたものの、今までの小回りコースでの内容を考えると格段にレースぶりが良くなっていたのは見逃せない。今度は有力な他馬との斤量差もなく、今ならチャンスもあるハズだ。

▲はレイカーラ。中山牝馬ステークス組ではないが、中山ではオープン勝ちを含めて1,2,1,1着の中山巧者だ。福島は初めてながらも、中山実績から福島で好走できてもなんら不思議はない一頭。前走の東京新聞杯では強力馬相手に前が詰まりながらもコンマ3秒差と健闘。重賞でも牝馬限定戦なら一発があって良い存在。

☆にケイアイエレガント。前走はキャトルフィーユと2着同着。福島コースも相性が良くここでも、と思いがちだが、前走は展開にかなり恵まれたのもまた事実。揉まれると良くないタイプで、先行勢が揃っている中での6番枠と今回は危険な要素も併せもっている。充実度や勢いは買いたいが、今回はここまで。ここが今後に向けての試金石だろう。

穴っぽいところでは、△トーセンアルニカ。昨年、中山牝馬ステークス組の2年連続1、2,3フィニッシュを阻止したのがピュアブリーゼ。同馬はG12着の実績はあったが、格上挑戦という存在だった。今年では相手なりで勝ち味に遅い面はあるが、G14着の実績があるトーセンアルニカがこの馬と被る。実績が示す様に実力は確かで上位に割って入る資格はある一頭。

過去の提供情報

福島牝馬ステークス

【質問】レース名を見れば牝馬限定戦であることがわかります。どんな位置付けのレースですか?
2003年に父内国産馬限定重賞として行なわれていたカブトヤマ記念が廃止され、
それにとって代わるかたちで2004年に新設されたレースだ。
2006年にヴィクトリアマイルが新設されてからは、
その3週間前に開催されるステップレースの役割を担うようになったね。
本番への直結度は薄いけど、2009年にはここを勝ったブラボーデイジーが、
ヴィクトリアマイルで2着に健闘している。
【質問】ローカルの牝馬限定重賞ということで、荒れそうな印象を受けますが……。
創設されてからずっと荒れまくっていたんだけど、
2012年、2013年とオールザットジャズが1番人気に応えて勝っているように、
ここ最近は堅く収まるケースも出てきている。
だから「荒れる」と決め付けてかかるのは少々危険かもしれない。
とはいえ、それ以前の歴史が歴史だからねぇ。
「堅く収まることもあるけれど、基本的には荒れる可能性の高いレース」というとらえ方でいいと思うよ。
【質問】どんなタイプが好走していますか?
主力になるのは中山牝馬S組だね。
同じ牝馬限定の芝1800m重賞で、レース間隔は約1カ月。
使いやすいローテンションということもあって、このステップを踏む馬が多く、
さらに上位にも好走している。
近年はほぼ毎年のように中山牝馬S組が連対していて、2010年と2012年は上位3着を独占した。
軸馬はここから探すというスタンスでいいだろう。
【質問】では具体的に、どんな条件に該当する馬を軸馬に選べばいいでしょう?
中山牝馬Sで掲示板に載っているうえ、上がりタイムが上位だった馬。
これが毎年のように勝ち負けの競馬をしている。
上がりタイムは、3位以内が目安かな。
もちろん、わずかな差であれば、4位や5位の馬を対象にしてもいい。
ブラボーデイジー(2009年中山牝馬S6着・上がり10位→福島牝馬S1着)は
この条件を満たしていないけど、この年の福島牝馬Sはキレ味のそがれる不良馬場で行なわれたからね。
参考外として構わない。
【質問】着順も上がりタイムも、上位にまとめている馬が期待できるということですね。
そうだね。
ひとつ付け加えておくと、中山牝馬S組の危険な人気馬を見抜く方法がある。
コロンバスサークル(2010年中山牝馬S4着→福島牝馬S1番人気12着)、
コスモマーベラス(2006年中山牝馬S4着→福島牝馬S1番人気10着)、
メイショウバトラー(2004年中山牝馬S4着→福島牝馬S1番人気8着)というように、
中山牝馬S4着でこのレースで1番人気に支持された馬はことごとく期待を裏切っているんだ。
前走4着以下と成績は振るわないのに、押し出される格好で1番人気になっている馬は、
過剰評価されているとみて嫌っていきたいね。
あと、休み明けの1番人気が信頼できないことも補足しておこう。
【質問】中山牝馬S以外のローテはいかがですか?
牡馬混合戦ならオープン特別以上、牝馬限定戦ならG2以上のレースに出走していた馬は、
前走着順を問わず警戒が必要。
とくに惨敗組は要注意で、大敗により人気を落とすも、
レースレベルが一気に下がったここで穴をあけるというパターンが多い。
穴を狙う際は、しっかりとマークしておきたいところだ。
このレース好走した条件戦組は、近2走とも着順が人気を上回っているうえ、
福島芝コース2連対以上の実績を持っていた点で共通する。
このあたりの条件を取捨の目安にするといいだろう。
【質問】枠順や脚質はどうですか?
両方とも、これと言った特徴はないんだよね。
まんべんなく来ているという感じだから、とくに意識はしないでいいよ。
臨戦過程以外でチェックしておきたいのは血統かなぁ。
とにかくサンデー系が強くて、サンデー系の種牡馬産駒か、
母父にサンデーの血が入っている馬が例年上位を独占しているんだ。
該当馬は多くなってしまうけど、非該当馬を切れるという強みはあるからね。
臨戦過程のあとは、ちゃんと血統も調べるクセをつけるようにしよう。
G3全75レース徹底分析
うま

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