G3レース全部徹底解剖

アルテミスステークス予想 2014

2012年に2歳牝馬限定重賞として新設されたアルテミスステークス。今年から本格的にG3として格付けされ、G1阪神ジュベナイルフィリーズに向けて関東での重要なステップレースの役割を果たすことになった。

 まだ重賞となって2年しか経っていないため、データを分析することは難しいが、ある程度の傾向としては、先行馬よりも差し、追い込み脚質が優位であると言えそう。そして、東京の芝1600メートルということもあり、スピードだけでは押し切れないだけに、マイル以上の距離経験があるに越したことはない。

 ◎レッツゴードンキは8月の札幌芝1800メートルで2着に3馬身差をつけて新馬勝ち。果敢に挑戦した同距離のG3札幌2歳ステークスでは、牡馬に混じりながらも3着を確保した。前走で少し立ち遅れたことからも、広い東京コースに替わるのは歓迎材料。中間も調教で好時計を連発しており、2ヵ月ぶりのレースとなるが体調面に問題は全くない。2歳牝馬で初めての長距離輸送だけが心配されるが、鞍上に岩田騎手を配してきたことからも、陣営の期待度の高さが窺えるというもの。週末は天気が崩れるとの予報もあり、馬場が渋るようならば洋芝で好走してきたこともプラスに働きそうだ。

 デビューから2戦続けて2着となり、3戦目の未勝利戦を勝った後、サフラン賞も制した○スマートプラネット。行く馬がいなければ先手を取ることもできるが、好位からの競馬もできるレースセンスの良さを持ち合わせている。父ファルブラヴ、母の父アルカセットはどちらもデットーリ騎手でジャパンカップを勝っており、1ハロンの距離延長は問題ないと思われるが、やはり4戦連続で1400メートルを使われてきたことは気になるだけに、評価を一枚落とした。

 ▲シャルールの新馬戦は圧巻の一言だった。小回りの札幌競馬場にもかかわらず、軽く仕掛けられただけで4コーナーでは先頭に立ち、そのまま後続を突き放して6馬身差でゴール。それでいて、あまり強い調教をしていなかったというのだから、潜在能力は間違いなく重賞級だろう。初戦で見せた末脚からすれば、直線が長い東京コースは魅力。まだキャリアが浅いだけに、当日の落ち着きがカギとなるものの、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目したくなる一頭だ。

 ☆シングウィズジョイは未勝利を勝って臨んだオープンの野路菊ステークスで2着。勝ち馬のダノンメジャーと併せるような形で伸びた差し脚は際立っており、牝馬限定戦ならば上位とそれほど差はない。

 母に桜花賞とヴィクトリアマイルを制したダンスインザムードを持つ良血馬フローレスダンサーも侮ることができない存在だが、東京のマイル戦で新馬勝ちをし、新潟でのアスター賞でも2着となったテンダリーヴォイスが△。こちらも、祖母は芝・ダートを問わずに重賞6勝をマークしたブロードアピールという良血で、晴雨兼用との見立てができる。

過去の提供情報

アルテミスステークス

【質問】アルテミスSってどんなレースですか?
東京競馬場の芝1600mで行われる2歳牝馬限定の重賞で、12月に阪神競馬場で開催される
GI・阪神ジュベナイルフィリーズの関東地区の前哨戦となるレースです。
これまで関東圏では2歳牝馬限定の重賞もしくはオープン戦が無く、
阪神ジュベナイルフィリーズに向けて賞金を加算するには、
牡馬との混合戦や同時期に京都競馬場で行われるG3・ファンタジーSを使うしかありませんでした。
その点を解消し、かつ阪神ジュベナイルフィリーズへ向けての路線充実を図る目的で、
2012年に新設されたレースになります。
格付けはグレードがつかない「重賞」というカテゴリーで、
2014年以降にグレードの指定が行われる予定です。
またこのレースはJRA所属馬以外に地方競馬所属馬と外国調教馬も出走でき、
地方競馬所属馬は2着までに入ると阪神ジュベナイルフィリーズへの優先出走権を手にする事が出来ます。
【質問】ではコースについて教えてください。
スタンド正面から見て右奥の2コーナー付近からスタートし、3コーナー、4コーナーと
2度コーナーを回ってゴールです。
スタートから最初の3コーナーまで約550mの直線で、
かつ最初の250mは下り坂になっていますので、自然とペースも速くなり、さらに最後の直線も長く、
途中には坂もあるので、逃げ・先行勢にはキツいコースと言えるでしょう。
古馬も含めた全体的な傾向でも、勝ち馬の多くはスタミナを持つ中距離タイプが台頭しやすく、
逃げ切りは至難の業です。
脚質的にも差し・追い込み勢が有利と言えます。
【質問】コース形態を踏まえた上で、どんなタイプの馬に注意にすればよろしいでしょうか?
このレース自体がまだ1度しか行われていないので難しいところですが、2012年の例で言うと、
上位2頭は中団から後方に位置し、直線で一気に脚を伸ばしてきたタイプでした。
また3、4着は逆に2、3番手につけていた先行勢で、
逃げ馬のペースも速くなく遅くもない平均でしたので、道中、息の入るペースで楽に進んだこの2頭は
粘り込む事ができましたが、やはりスタミナも要するタフなコースなので、
最後は決め手のある差し馬が上位を占めた格好です。
まだ2歳の牝馬で、スピード、スタミナ共に成長途上のぶん、
極端に速いペースになる事は考えにくいので、
やはり差し馬から中心に先行勢も含めて絞っていくのが妥当でしょう。
【質問】血統的に合っているのはどのような馬でしょうか?
東京競馬場の傾向では、やはりサンデーサイレンスの血を持つ馬、
近年ですと父にディープインパクトを持つ馬が高い勝率を誇っています。
2012年の上位勢を見ても、1着馬の父がハーツクライ、2着馬がディープインパクト、
3着馬がステイゴールドと、それぞれ現役時代に東京競馬場で活躍した馬でした。
各馬の能力比較が難しいぶん、例えば前走で負けはしていても、こういった父を持つ馬は
コース変わりで一変する可能性を秘めています。
またその中でも、それまでのレースで瞬発力を見せているタイプがいれば、
差し有利の傾向からも押さえておきたいです。
【質問】わかりました。では最後にまとめをお願いします。
このレースの前身と言える500万下の赤松賞というレースがありましたが、
そこでのデータを見ても、不透明な2歳牝馬とはいえ人気馬が高い勝率を残していました。
また2012年も1番人気、4番人気、7番人気で決まっていますので、
先ほど述べた差しタイプで、瞬発力を持っている馬であれば、素直に軸にしても問題は無いと思います。
ただ気性的な問題で入れ込みが激しいタイプや、関西からの輸送で大幅に体を減らしているなど、
人気馬であっても精神的なリズムを崩し、それが波乱に繋がる要素も多分に含んでいます。
ですので、直前の調教やそれまでのレースの内容を、他のレース以上に考察する事が必要でしょう。
また人気薄の中でも、例えば東京コースで勝ち星を挙げていたり、
負けはしたがラストの3Fを最速で駆け抜けている馬などは、押さえておいて損は無いと思います。
軸は人気馬の中から絞りつつ、下位人気にも手広く流すのが的中への近道と言えるでしょう。
G3全75レース徹底分析
うま

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