G3レース全部徹底解剖

アンタレスステークス予想 2014

それまで京都競馬場で行われていたレースが12年から阪神競馬場に移った。今回と同じ条件で行われるのはわずか3回目。一昨年と昨年の共通点は1番人気が勝っていること。このレースは別定戦であり、馬の能力はある程度周知のものとなっているので、基本的にはそう大きく荒れるレースではない。一昨年の2着馬アイファーソングは11番人気だったが、人気薄がマイペースで逃げて残ってしまう、という展開面の利に乗じたもので、しょっちゅう起こることではない。

今年は衆目の一致する実力馬◎ニホンピロアワーズが出走してきた。一昨年のジャパンCダートの勝ち馬で、今年に入ってからも東海S、ダイオライト記念を制しているので、力の衰えはない。昨年もこのレースに出走し、2着に敗れているものの、4ヵ月ぶりの実戦で、しかも59キロを背負って57キロのホッコータルマエと4分の3馬身差の接戦だった。今回は3月のダイオライト記念を勝って臨むレースであり、体調面の不安はまったくない。しかも斤量は58キロ。メンバー中最も重いとはいえ、昨年よりはだいぶ楽になった。他馬とはクラスが2つぐらい違うので、ここは相手探しの一戦だろう。

今回のメンバーのなかで、過去1年以内にダート重賞を勝っている馬は、ソロル、クリソライト、ゴールスキーの3頭。クリソライトは成績不振で、ゴールスキーは距離不安となれば、残る馬は○ソロルしかいない。母ラバヤデールはダート王ゴールドアリュールの全妹。この優れたダート血統が高い能力の源泉となっている。昨年の秋以降、フェブラリーSで12着と敗れた以外はすべて馬券圏内に入るという安定ぶり。まだまだ上昇しそうな気配がうかがえるだけに、ここでも馬券圏内を確保するだろう。

トウショウフリークは近3走、ダート交流重賞ばかり走って2、3、2着。すでに7歳を迎えているものの、間違いなくデビュー以来最高といえる水準に達している。武豊騎手が逃げの意思を見せれば他の騎手は控えざるを得ず、マイペースの逃げを打てることはほぼ確実。そうなれば少々ペースがきつくとも容易にバテない。

ナムラビクターの前走は4馬身差の圧勝。芝スタートの長距離戦が向いているとはいえ、ひとつふたつクラスが違うというレースぶりだった。1800m通過1分50秒5なら今回のレースでも十分勝負になる内容。

グランドシチーの前走はトップハンデの58.5キロを背負って9着。2走前のフェブラリーSはG1級のメンバー相手に11着。2戦連続で大敗を喫しているとはいえ、内容を見れば決して悪くない。今回は56キロ。しかも岩田騎手に乗り替わり。勝負気配が漂う。

過去の提供情報

アンタレスステークス

【質問】アンタレスS。阪神ダート1800mが舞台ですね。
その通りなんだけど、ある程度のキャリアのあるファンはちょっとまだ違和感があるだろうね。
2011年までは春の京都開催の開幕週に組まれていたレースだったから。
それが2012年より施行時期が1週早められ、
春の阪神開催最終週(皐月賞週)に行なわれるようになったんだよ。
だから「京都ダート1800mのレース」という印象のほうが強い人はたくさんいると思う。
【質問】となると、コースを軸にレース傾向を分析していくのは難しいですよね?
阪神での事例がわずかしかないからね。
実績や人気を中心に見ていくしかないだろう。
あと、施行時期が変わったと言っても1週だけだから、
臨戦過程をチェックするのもかなり有効になるはずだよ。
【質問】では、どこから攻めていきましょうか?
まずは前走着順に注目したい。
このレースの特徴は、惨敗からの巻き返しがきわめて少ないことに尽きる。
上がり馬が前走好着順であることはもちろん、実績馬も前走は上位に好走していることが求められるんだ。
調子を落としている馬の活躍はほとんどない。
また、休み明けの馬の好走も目立つね。
暖かい時期になってきて、調整がしやすくなるからだろう。
【質問】前走着順でクリアしておきたい、具体的な基準はなんでしょう?
掲示板は確保しておいてほしい。
近年の連対馬はほぼ前走5着以内の条件を満たしている。
ピットファイター(2005年フェブラリーS6着→アンタレスS1着)、
ドラゴンファイヤー(2008年マーチS9着→アンタレスS2着)、
アイファーソング(2012年マーチS11着→アンタレスS1着)あたりが例外になるけど、
前の2頭は「2走以内にG1出走かつ前年秋に重賞制覇」という実績を持っていた。
アイファーソングも2走前に1600万クラスのレースを快勝しており、
明らかに調子を落としていたというわけではない。
3頭とも、納得のいく大駆けだった。
つまり、こういう強調材料のない前走6着以下の馬は、真っ先に切ってしまって構わないということだ。
【質問】近2走とも掲示板外なんて馬は……。
まずいらないね。
近2走という括りで言うと、いずれかにふたケタ人気だったレースを含む馬も厳しい。
ワンダースピード(2008年1着)は2走前にジャパンカップダートで11番人気だったけど、
なにせG1だからね。
例外はこれくらいで、近年の連対馬はみな近2走ともひとケタ人気という条件をクリアしている。
また、条件戦上がりで連対を果たした馬は、
すべて前走がダート1700m~1800mの1600万クラスのレースを1番人気1着という点で共通する。
条件戦上がりで買っていいのは、当該コースに近い舞台で完璧な勝ち方をした馬だけ、と覚えておこう。
【質問】臨戦過程以外での主立った特徴はなにかありますか?
牝馬と7歳以上の高齢馬がまったく振るわない。
牝馬の好走例は過去に皆無。
ダートの中距離で牝馬が牡馬と対等に戦うのは、正直厳しいと言わざるを得ない。
高齢馬も不振だなぁ。
2009年に7歳ながら2着に頑張ったワンダースピードは、2走前が平安S勝ち、
前走が名古屋大賞典1番人気2着と、好調ぶりをアピールしていたからね。
このレースでも1番人気に支持されたほどなので、例外と考えたほうがいいだろう。
馬券対象となるのは、基本的に6歳以下の牡馬だけだ。
【質問】人気面はどうでしょう?近況好調の馬が活躍しているということは、人気サイドで収まるケースが多いということですか?
上位人気が総崩れというケースは少ないので、人気馬はある程度信頼できる。
阪神移行後は1番人気が連勝したくらいだしね。
ただ、京都時代は1番人気の取りこぼしが目立ったし、ヒモに人気薄が突っ込んでくるケースも多かった。
だから、人気サイドから穴馬に流したり、1番人気以外をアタマにした馬券の組み立てをしたりするのが、
効果的になるんじゃないかと思うよ。
【質問】大荒れはないけど、券種のチョイスによってはうまみのあるレースになると?
そういうこと。
1番人気に少しでも不安を感じたら、捻って買うのも面白いかもしれないね。
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うま

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