G2レース全部徹底解剖

ステイヤーズステークス予想 2014

 中山が改修工事を終え今週から再開。そのトップを務めるのが最長距離のマラソン重賞であるステイヤーズステークス。3600mという距離を走るスタミナはもちろんだが中山内回りでコーナーを8つ回るため、器用さも求められる。そのためステップとなるレースではアルゼンチン共和国杯が最重要となっているが、求められるものが違い過ぎるため二桁着順からの巻き返しも多々あるのがこのレースの特徴の一つ。また、過去の好走馬の傾向としては長距離実績がある馬(菊花賞馬デルタブルース、春の天皇賞マイネルキッツ、フォゲッタブルやフローテーションの菊花賞2着馬)やリピーター(トウカイトリック、ネヴァブション、デスペラード)が目立つレースでもありその存在は軽視できない。

以上のことからデスペラード。昨年はアルゼンチン共和国杯6着からの巻き返し。今年のアルゼンチン共和国杯での自身の走破時計は昨年のそれから0,4秒遅いだけ。ならば昨年と同様に前走の敗戦を気にする必要はないだろう。追い切りでは明らかに前走の動きを上回っておりまさにここに照準を合わせてきたと見ていいだろう。普段なら昨年の覇者としてマークが厳しくなりそうだが、今年は恐らくホッコーブレーヴかクリールカイザーが一番人気でこの馬自身がビッシリとマークに合うという展開は考えづらい。鞍上の手腕が発揮されるコースでもありここはこの馬、横山典騎手を信頼したい。

対抗にはアルゼンチン共和国杯でも2着と好走し正に充実期といえる○クリールカイザー。新潟の内回り、東京と求められるものが全く異なるコースのGIIで立て続けに好走し、この秋一気にその素質が覚醒した一頭。思えば3歳春にクラシックに乗りかけた馬で強い5歳世代の一角。中山で4勝を挙げておりトリッキーな中山も器用にこなせるタイプ。今の勢いなら重賞制覇も時間の問題。

単穴には▲ファタモルガーナ。一昨年、準オープンの身でこのレースに参戦し2着。前走のアイルランドトロフィーでは4着だったが2着とはタイム差なし。ましてや1年4ヶ月ぶりの実戦だったことを考慮すれば上々の内容と言って良いだろう。上積みは確かで当時と変わらず斤量も56㎏なら食い込む可能性は十分にある。

あとは菊花賞2着馬で屈腱炎から復帰し一叩きされた☆スカイディグニティ、△には長距離戦でこその馬で3走前にはクリールカイザーに先着しているモビールまで。アルゼンチン共和国杯からの巻き返しが多いレースではあるが人気のホッコーブレーヴは今までの休み明けの成績や得意の東京だったことを加味すると前走が情けなさ過ぎる。状態面にも未だに不安が残り軽視したい。

過去の提供情報

ステイヤーズステークス

【質問】ステイヤーズSという名前からして、長距離レースだということがわかります。
日本の平地競走における最長距離のレースで、中山芝3600mを舞台に毎年12月に開催される、冬の中山の風物詩になっているマラソンレースだ。
言うまでもなく、東西からスタミナ自慢が集結する構図になっている。
特殊な条件下で行なわれる重賞というと、新潟の直線コースが使われるアイビスサマーダッシュをすぐに連想するけど、このステイヤーズSも負けず劣らず、その対極にある超特殊なレースと考えていい。
【質問】どのあたりが特殊なんでしょう?
一にも二にもスタミナが求められるということだね。
4コーナー過ぎのスタンド前発走で、内回りコースを2周する。
つまり、あの中山の直線の急坂を3回も上らなければならないんだ。
平地競走でこんなタフな設定はほかにないからね。
並のスタミナ自慢では太刀打ちできない。
実績や血統など、その馬のバックボーンが“典型的なステイヤー”というタイプじゃないと、
好走は望めないと考えたほうがいいだろう。
【質問】まさにスペシャリストが強いと……。
そうだね。
まずはリピーターに注意。
あとは、3000m以上の長距離路線の上位常連は必ずマークしておくべきだね。
春の天皇賞(京都芝3200m)ではちょっと力が足りない。
でも、万葉S(京都芝3000m)やダイヤモンドS(東京芝3400m)あたりでは頑張れる。
そんな馬たちが活躍する傾向にある。
2012年はこの路線の常連中の常連である10歳馬のトウカイトリックが勝って話題になった。
【質問】血統はどのあたりに注目すればいいですか?
スタミナ自慢のノーザンダンサー系やナスルーラ系が幅を利かせているね。
サンデー系では、長距離指向の強いダンスインザダーク産駒と
万能タイプのディープインパクト産駒が活躍している。
あとはロベルト系かな。
近年は父か母父にロベルトの血を持っている馬が毎年のように馬券になっているから。
【質問】ローテや臨戦過程についてはどうでしょう?
3000m以上の距離実績のある馬が好走する傾向にあるけど、主要ステップになっているのは
アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)だ。
秋競馬に3000m以上のレースはほとんど組まれていないこともあって、一線級のステイヤーは、
だいたいアルゼンチン共和国杯→ステイヤーズSというローテをたどる。
約1カ月前に行なわれるためレース間隔が適当ということもあるんだろうね。
とりわけ強いのが、前走で掲示板に載っていたうえで、このレースで1キロ以上の斤量減のあった馬。
アイポッパー(2006年アルゼンチン共和国杯2着・58キロ→ステイヤーズS1着・57キロ)、
デルタブルース(2005年アルゼンチン共和国杯5着・59キロ→ステイヤーズS1着・58キロ)、
ダイタクバートラム(2004年アルゼンチン共和国杯4着・58.5キロ→ステイヤーズS1着・57キロ)
というように、ある種の必勝ローテになっているね。
同じ1キロ以上の斤量減でも、
マイネルキッツ(2012年アルゼンチン共和国杯14着・58キロ→
ステイヤーズS7着・57キロ)、
フォゲッタブル(2012年アルゼンチン共和国杯12着・57キロ→ステイヤーズS10着・56キロ)というように、
前走掲示板外だった馬は続けて凡走するパターンが多い。
1キロ以上の斤量減のアル共組は、前走着順で取捨を見極めよう。
【質問】3000m以上のレースというと、菊花賞がすぐに思い浮かびますが……。
菊花賞で好走した馬は、たいていジャパンカップか有馬記念に向かうので、
出走自体が少ないんだけど、フォゲッタブル(2009年菊花賞2着→ステイヤーズS1番人気1着)、
フローテーション(2008年菊花賞2着→ステイヤーズS1番人気2着)、
テイエムオペラオー(1999年菊花賞2着→ステイヤーズS1番人気2着)というように、
出てきた際は上位人気で連対している。
このパターンは信頼していいだろう。
【質問】これは頼もしいですね。ほかに、馬券に直結しそうなデータはありますか?
牝馬は厳しい。
あと、圧倒的に先行有利。
ただし、逃げ馬は不振で、好位追走組に良績が集中している。
それから、外国人騎手と関東所属騎手が上位を占める傾向にあり、関西所属騎手の影は薄い。
このあたりのデータを活用し、自信の結論を導き出せるように予想に取り組もう!
G2全39レース徹底分析
うま

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