キンシャサノキセキ

キンシャサノキセキ

フジキセキがシャトル種牡馬として活躍しているときに南半球で種付けされオーストラリアで生まれ日本に来た馬がいた。

南半球産のフジキセキ産駒。

2年連続で尾張決戦を制した遅れてきたスプリント王。

それが…

『キンシャサノキセキ』

南半球のオーストラリアで生を受けたキンシャサノキセキであったが、生まれが9月と同い年の馬に比べてかなりの遅生まれであった。
馬の世界で遅生まれはその分の成長の遅さを意味し、ハンデとなるのである。

外国産馬として日本にやってきたキンシャサノキセキは美浦の堀宣行厩舎に入厩した。
デビューは2006年12月。
まずはデビュー戦を飾った。
その後のジュニアカップも勝ち、初めての重賞レースにアーリントンカップを選んだ。
ここは1番人気に支持されるも6着と敗れ、春の3歳マイル王決定戦のNHKマイルカップに向かった。

15番枠からスタートしたキンシャサノキセキは好位やや後ろで我慢をさせるのだが、馬はやや行きたがる素振りを見せてい。
それでも馬場の真ん中を鋭く伸びてきて3着。
1・2着馬には上手く乗られた形であったが未来を感じさせる走りであった。

その後、休養を挟み秋は1600万のアイルランドトロフィーから始動しここは4着と敗れたが、続く桂川ステークスを快勝しオープン入りを果たした。
そのままの勢いでマイルチャンピオンシップに参戦し5着。
年明け初戦の京都金杯は6着、続く阪急杯は4着と大きく負けることはないが重賞の壁に阻まれていたのは間違いない。

勝利の味を取り戻すべくオープンの谷川岳ステークスに出走すると単勝1.8倍に応えて勝利。
久々の勝利を味わい、秋まで休養した。

悲願の重賞獲りにへ秋の初戦をセントウルステークスにし、中団からレースを進めるも前を捉えることが出来ずに3着。
またも重賞のタイトルはおあずけとなった。

そして、G1をパスして迎えたオープンのキャピタルステークス。
2番人気ながら好位からレースを進めると最後はエアシェイディの猛追を防ぎ勝利。
やはり、オープンでは戦えるのだがその先がなかなか難しかった。

しかし、遅生まれのハンデも徐々になくなり馬自身も成長を始めるのである。

もうこの馬が目指すのはタイトルを獲ることしかなかった。
そのための2008年まずは京都金杯から始動。
しかし、まさかの10着大敗。
続く阪急杯で5着になり、高松宮記念でと駒を進めたのだ。

5番人気での出走となった高松宮記念で好位からレースを進め先に抜け出すも後ろから来たファイングレインに差され2着。
ここにきてある程度戦える目処はたった。

春を休養し初の函館で復帰。
その最初のレースは函館スプリントステークス。
G12着が評価され単勝1.8倍の1番人気で出走したキンシャサノキセキは、好位から鋭く伸び1着でゴール。
念願の初重賞タイトルを手にしたのだ。
そのまま夏の北海道に滞在し、次のレースはキーランドカップ。
ここでも1番人気に支持されるも3着。
重賞連勝とはいかなかった。

初めてのG1タイトルを目指しキンシャサノキセキはスプリンターズステークスに向かった。
ここも2着。
春秋でG1で2着と今一歩届かないもどかしさがあった。
この頃から、主戦場を1200〜1400に絞って戦っていくのであった。

スプリンターズステークス後は休みに入り、翌年の初戦はオーシャンステークスから始動。
高松宮記念での昨年の雪辱を晴らすためであった。
が、まさかの10着大敗。
その後、高松宮記念・スプリンターズステークス共に二桁着順と信じられない結果であった。

仕切り直しの1戦で久々に1400mのスワンステークスに出走。
先行勢を見る形でレースを進めていきここを勝利。
その後、暮れの阪神カップも勝利し重賞連勝。
3戦連続二桁着順が嘘のような結果であった。

もうこの馬に残されたのはG1制覇だけであった。
その目標ただ一つに向かい、2010年はオーシャンステークスから始動しここを快勝。
そして、悲願達成に向けて高松宮記念に向かった。

2010年3月28日第40回高松宮記念
1番人気で出走したキンシャサノキセキは中団からレースを進めていき最後は馬場の三分どころから伸び後続の馬をハナ差凌ぎ切って優勝。
念願の初G1タイトルを手にした。

秋はスプリンターズステークスを2着、マイルチャンピオンシップを13とし、連覇を目指し阪神カップに出走。
2番人気ながら好位からレースを進めここも勝利し、見事連覇を飾った。

翌年は高松宮記念連覇を目指しオーシャンステークスから始動。
ここを2着とし、いざ尾張決戦へ。

2011年3月27日第41回高松宮記念。
中京競馬場が改修工事のため阪神競馬場で行われたこの年の高松宮記念。
積極果敢に4番手からレースを進めていくキンシャサノキセキ。
直線を向き、先に抜け出し後続も追いすがるが1馬身1/4凌いでのゴール。
これで、レース史上初の高松宮記念連覇となった。

この年の春から種牡馬になることが決まっておりこのレースを最後に引退した。

7歳・8歳でのG1連覇は異例である。
遅生まれのハンデなどを克服し頂点にたったこの馬には頭がさがる。
この年の春から種牡馬になることが決まっておりこのレースを最後に引退した。

まさに、遅れてきた中京・阪神のエキスパートである。

キンシャサノキセキ
生年月日:2003年9月24日
父:フジキセキ
母:ケルトシャーン
戦績:31戦12勝
主な勝ち鞍:'10'11高松宮記念(G1)
調教師:堀宣行
騎手:四位洋文
馬主:吉田和美
生産者:Arrowleave Joint Venture

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